日本が得意な、ゼロ戦型「ものづくり」
ある一人の天才によって、今までになかった革新的なアイデアが生まれると、ヒット商品に結びつく可能性があります。日本は、このタイプのものづくりが、比較的得意でした。携帯型のカセットテープや炊飯器等の家電製品など、例を挙げようと思えばきりがありません。
そんな日本の「ものづくり」ですが、最近、いわゆるヒット商品と呼ばれるものが少なくなってきたように感じます。必要は発明の母というように、モノがあふれ、現状に満足してしまいますと、発明の方向性が見えづらくなってくるのではないでしょうか。
「きっと売れるだろう」から「売れるに違いない」への変化
また、リーマンショック以来、研究開発費への投資額も減少傾向にあります。その代わりに、有効な資本投資方法として注目されてきたのが、市場調査などのマーケティングです。
偶然や思いつきによる「発明」を待つよりも、消費者の「ニーズ」を前もって把握し、それに応えられる商品を投入していった方が、企業にとっては効率的だからです。
ヒット商品を生み出す方程式
一言に市場調査と言っても、何からどう進めていけばいいのでしょうか。
まずは需要予測や競合他社の動向などの「市場の理解」から始めます。次に受け入れられやすい「コンセプト」の決定を行い、ここでやっとデザインやネーミングも含めた「商品化」に至ります。
注意したいのは、ここで終わりにしないこと。いかに商品認知を上げていくかといった「プロモーション戦略」を立てるとともに、顧客満足度調査を兼ねた「フィードバック」を実施することも大切です。
ここまでの複雑なフローを一手に引き受けてくれるのが、市場調査の大手「マクロミル」。事前のリサーチに限らず、アフターフォローまで、「ものづくり」をしっかりサポートしてくれます。 → 市場調査の活用方法 | マクロミル